「期待しなくなったら 楽になったの」
昨年の胃腸薬のCMでのセリフです。私はそのセリフを聞いてからずっと、頭の片隅に残っていました。
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今年に入り昨年よりも色々な事があり主人との関係も上手くいかなくなっていました。なぜかと言うと、主人のうつ病が悪化して3月に会社を辞めてしまい現在は自宅療養。これで2回目なのです。
1回目は6年前になります。主人が会社を辞めてしまってものすごく不安の中、何とか頑張れば主人もうつ病を克服して社会復帰してくれるだろ、私が治してあげなきゃ、と思いながら仕事も掛け持ちしてきました。
2年かかりましたがようやく再就職をしてくれて私も一安心。私は仕事を減らしてこれまでやってきました。それが、再びうつ病が悪化。自宅療養となったのです。
自宅療養と言っても毎日寝たきりという訳ではなくて、調子が良ければ動くことはできます。なので、生活のリズムを作るために何か1つでも良いから家事をやってみてはどうかと言ったのですが無理でした。
私も毎日元気に働けるわけではありません。体調が悪くても私は仕事に行くのに、相手は1日家にいる。いくら具合悪くても、何か1つくらいはするべきではないかと思うのです。
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とにかく、また社会復帰をして欲しい。焦る気持ちが大きくなると共に不満も溜まって行き、思う通りに回復しない苛立ちで喧嘩も増えてきました。病気とわかってるんだけど・・・。これまで以上に子どもたちにもお金がかかるというのにどうしてと思うのです。
その時「期待しなくなったら 楽になったの」を思い出しました。
そうだ、相手に期待しているから不満が出るのだと本当に感じたのでパッと気持ちを切り替えて期待することをやめてみました。
そうしたら、すっごく気持ちが楽になりしかも、優しくなれたし、喧嘩も少なくなりました。きっと私の口調が穏やかになったからだと思います。
人を変えることはできないけれど、自分の気持ちの持ち方は変えられる。それで自分自身の気持ちが少しでも楽になれたならその方がずっと良いと思いました。
夫婦だから支えあっていくのは当たり前。でもそれだけになってしまうと息が詰まるから心に余裕を持つことが大事だと思いました。