5月5日はこどもの日、端午の節句ですね。我が家には男の子ふたりいるので、ひな祭りよりはこどもの日のイベントの方が大きいです。でも、ここ何年かは子どもた2人も大きくなり、お部屋の環境で五月人形を飾れなくなったりベランダに付けられるこいのぼりも飾らなくなってしまいました。
さて、小5になった次男が突然、端午の節句って何?と聞いていたのでびっくり。そして私もうまく答えることができずに反省してしまいました。ここはきちんと伝えていかなくちゃ!そう思って調べました。
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端午の節句って?
古代中国では5月は物忌みの月とされていて、厄払いの行事が行われていました。端午の端は「はじめ」という意味があり、午は午(うま)の日のこと。月のはじめの午の日で端午なんですって。それが「午」と「5」の音が同じことから5月5日が端午の節句として定着したようです。
兜を飾る理由は
鎌倉時代の武将が戦いのときに鎧や兜で身を守っていたことはドラマなどでみたことがあるでしょう。このことから男の子を病気、事故、災いなどから守ってくれるようにと願いをこめて飾るようになりました。
こいのぼり
生命力の強い鯉は男の子の立身出世の象徴とされています。鯉が滝をのぼって竜になるという中国の故事に由来します。どんな困難にも立ち向かって成功をおさめるように願ってこいのぼりが飾られます。
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菖蒲はどんな意味?
節句で使う菖蒲はサトイモ科の菖蒲です。強い香りがありますよね。子どもの頃は好きではありませんでしたが、大人になったら癒される香りになりました。邪気を祓うという意味で菖蒲は使われています。
この菖蒲、私の実家では菖蒲湯でしたが他にも使い方があったのでご紹介しますね。
・菖蒲を窓につるす・・・厄除け。
・菖蒲打ち・・・菖蒲をたばね、地を打つ。大きな音を立てると縁起がよい。
・菖蒲枕・・・菖蒲を枕の下に敷いてねる
・菖蒲酒・・・菖蒲の茎を刻みお酒に入れる。厄除けに。
・菖蒲鉢巻・・・子どもに巻いてあげる。賢くて強い子に育つといわれる。
知らないことだらけです。ちょっとやってみたいのが菖蒲酒ですね。おいしそう~。
せっかくのゴールデンウイークですからね。ゆっくり子どもの向き合って色々な話が出来たらよいな~って思っています。
