ぷ~ん・・・この音で夜中に起こされることが多い季節になってきましたね。そう、蚊です。昔は蚊に刺されてもかゆくなるだけで、それほど危険を感じたことがありませんでしたが、最近は感染症が怖いですね。感染症を防ぐには蚊に刺されないようにするのが一番です。どのような予防、対策があるかあらためて確認してみましょう。
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デングウイルス
デング熱は2014年に話題になった感染症ですね。ネッタイシマカやヒトスジシマカによってウイルスが媒介されます。デング熱に感染してから発症するまでの潜伏期間は2~14日、発症すると急に熱が出て頭痛、筋肉痛、関節痛を起こします。インフルエンザと同じような症状が出るんですね。
また、発疹が出ることもあるようですよ。
マラリア原虫
マラリア原虫は細菌やウイルスではなく原虫という微生物です。熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵型マラリアと、発症の原因となるマラリア原虫の種類によって分類されます。
その蚊に刺された人だけがマラリアに感染します。なので人から人には感染しません。症状は悪寒や震え、高熱など、風邪に似た症状がおこります。症状が重くなると意識障害が出たりして亡くなることもある怖い病気です。
どちらにしても、風邪に似た症状が出るので気づきにくいので注意が必要になります。
予防対策
とにかく蚊に刺されないようにするしかないようです。蚊取り線香などを使う、虫よけスプレーで蚊を寄せ付けない、肌を露出しないなどの対策をするしありません。
我が家では、子ども二人が喘息気味なので蚊取り線香は使わないで液体タイプのものを使用しています。
蚊が部屋にいる、いないにかかわらず、寝る時にはそれを付けて寝ることにしています。一晩付けていれば外からの侵入も防げるので効果があると思います。
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蚊の発生を抑える
家の周りから蚊の発生を抑えることも大切です。屋外に置かれている植木鉢の受け皿や空き缶、バケツなどに溜まった水に産卵するので水は小まめに捨てる方が良いです。蚊はそういう所に産卵しますよ~。
この時期にそいった所に溜まった水を除いてみると小さく、にょろにょろ動く虫を見た事ないですか?それがボウフラで蚊の幼虫です。2週間ほどで成虫になるというのでみつけたらすぐに水を流すなどして駆除した方が良いですね。
蚊に刺されることで感染する病気は他にもあり、日本脳炎、ジカ熱、など怖い病気もあります。気候の変化で今まで日本では考えられなかった病気が流行ったりすることも考えられます。
これからの季節は蚊よけ対策もしっかりしたいといけないと思いました。