先日実家に帰った時のことです。父が「これを読んでみたらどうだ」と私に本をくれました。「アトピー性皮膚炎 専門医・病院ガイド」という本です。
スポンサーリンク
本の内容は、アトピー性皮膚炎の専門医32名が書き下ろした治療の開設、診療内容、治療や患者への姿勢、アドバイス、病院の所在地図付きで紹介されています。
(平成9年に発行させている本なので、9年も前になるので現在は売っていないかもしれません。調べてみたのですが、アマゾン、楽天では中古品として置いたありました。)
父も孫を心配してくれて、同僚に相談していたようです。その方の息子さんもアトピーだった為かなり悩んでいたそうなのですが、その本に載っている病院へ行き治療を受けながら、本に載っていた治療法を試したそうです。
結果、アトピーは治ったそうなのです。
その息子さんがどこの病院へ行ったのかはわからなかったのですが、私が現在住んでいる所から自転車で5分位の距離の所にアトピー専門医があることがわかりました。
今まで、友人からも聞いたことがなく、しかも私もそこに皮膚科があることに気づきませんでした。
これまでも皮膚科には3か所通い、最後の皮膚科は電車で1時間もかかる病院だったので3カ月でやめてしまいました。この本にも書かれていましたが、病院は無理なく通院できる範囲が良いんですね。アトピーは長期かかるものですからね。
子どもも中学生になれば一人で通院できると思うので、近い所にアトピー性皮膚炎の専門医があって良かったと思います。
どこへ行っても結局同じ
実は、私としてはもう病院へは行かないと思っていました。3か所行っても処方される薬は同じだし、先生が言うこともさほど変わりはなくてどこへ行っても同じだと思ったからです。
自分で調べ食事を見直しながらやっていこうと思ってたんですね。それでも痒みを耐えている次男を見るとやっぱりひどいときには前の病院でもらっていた大量のステロイド薬に頼ってしまうし、先生からのアドバイスをもらえたらなと思いました。
そんな時にこの本に出会えたことはラッキーだったのかもしれません。
思いを伝える
24日にその皮膚科へ行ったのですが、評判が良いのかすごい人でした。9時からの診察でしたが私たちが行ったのは8時半。それなのに8人は待っていました。9時前にはあっという間に待合室はいっぱいになり60人はいたのではないかと思いうほどです。
10時頃次男は呼ばれ、先生とお話し。私から見ればこの夏はそんなにひどくならずかなり良い感じでしたが先生から見ると赤くなっているのでひどい状態であるとのことでした。私としてはなるべくステロイドを使いたくないこと、でも必要な時は使うしかないと思っていること、食事に気を付け、今まで色々とやってきたことをお話ししました。
先生がおっしゃるには、まず、飲み薬が大切だということ。かゆみを押させて掻かないようにすることだそうです。今まで飲んでいたお薬は効いてなさそうということで、別のお薬を処方してもらいました。次に今の状態だと本人も辛いだろうということで、ステロイドを薄めた弱いお薬を顔用、体用に、それと保湿も大切なのでアセチロールを使ってみようということになりました。アセチロールは今回初めて処方される保湿のクリームになります。
最後に主人と私の希望もあり血液検査をお願いしました。前回から3年は経過しているのでここでしっかりと診てもらいたいのと、もしかしたら食物アレルギーもあるかもしれないと思ったからです。
その結果は1週間後になり、お薬も1週間分処方されることになりました。
スポンサーリンク
処方されたお薬を使って
かゆみはかなり軽減されたようです。夜中、隣でぼりぼり掻いている音が聞こえてきて目が覚めていた私でしたがそれがなくなったということは本人もぐっすり眠れていると感じました。
顔、体に塗るお薬はかなり弱いためか、特に顔の効き目が緩いように思います。今までのステロイドは1日できれいになっていたのに。そう思うと効き目が緩いものの少しは安心できるかなと思います。
アセチロールは私も塗ってみて思ったのですが、体にす~っと馴染む感じでとても良いと思います。もともとシアバターで対応していたので背中はかなりきれいになっていたのですが、アセチロールの方が体に馴染む感じが強いですね。これは尿素が配合されているからだと思います。
調べてみたところ、長期に使っても副作用の心配がないというものなので安心して使う事ができそうなので良かったと思います。
今度の病院は自転車で5分の距離でありアトピーの専門医であることで、通院しながら今まで通り食事の面、精神面などにも気を付けて治療をしていきたいと思っています。