今日、主人が退院しました。急性膵炎での入院は今回で3度目になりました。とっても遅いペースではありますが少しずつ良くなっているのでその点は安心しています。
実はここ数年は膵炎に限らず入退院を繰り返しています。原因がお酒だったりメンタルだったりその他諸々です。特にお酒の件では家族みんなが精神的に追い込まれてしまいそうになった時の入院でした。
悩みのない家族などないのですが、私のこれまでの生活はかなりずれた生活だったことには間違いないです。これまで、落ち込むことも、メンタルな病気になりそうになったことも、離婚も考えた時期もあるくらい生活が荒れていたのです。
なので、膵炎で入院したと言っても今までのことと比べたら私にとってはたいしたことないのです。
そんな私がどしてこんなにも前向きに明るく過ごしていられたのか・・・
ちょっと深く考えてみたのです。そこで見えてきたこともあったので、今何かに悩んでいる方のヒント位になったら良いなと思って書き残しておこうと思いました。
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誰でもできる良かった探し
思いつめていると悪い方へ悪い方へ気持ちがどんどん行ってしまうのが普通です。その中から良いことを探すのはとても難しいと思います。私がもう無理だと毎日泣いていたころ、ふと思い出したのは子どもと頃にみたアニメ「愛少女ポリアンナ物語」でした。
物語を知らない方は検索してみてください。
主人公のポリアンナがいつでもやっていたのが「良かった探し」なのですが、それが私の支えになってくれました。そのアニメがやっていたのは私が10代の頃。当時は何かを感じる事もなかったしその後も思い出すこともなかったのですが・・・。
「どうして自分ばかりが続けてこんな目に合うのか」と落ち込み始めた頃から思い出すようになったのかもしれません。
悲しい出来事の中にも良かったと思えることもあるかも・・・最初はそんな出来事があったのに「良かったこと」なんて探せるはずがないと思いましたが、意識しているとあるものだと気づきました。
例えば、「今日のご飯は美味しくできた」「久しぶりに友達がメールくれた」「自販機でアタリが出た」「相談できる友人がいることに感謝」「子どもたちと楽しく過ごせた」「家でゆっくりくつろげた」とか。
今まで「良かった」と思ってもいなかった普通のことがある日「良かったこと」に変っていくんですね。そして毎日に感謝する気持ちが出てると思います。
もし、良かった探しをやるときはぜひノートや手帳に書いてみてくださいね。私は手帳に書くことが多いです。それはなぜか?こちらの記事で書いています。
[blogcard url=”https://atopikkonatural.com/1539.html”]
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悪いことばかりじゃないことに気づける
そんな良かった探しを続けていくと思考が変わっていくのだと思います。今回の主人の入院では大変なことも多かったもののそれでも良かったことを挙げてみました。
主人が急性膵炎で最初に入院したのは10月下旬のことです。病院は自転車で20分ほどでしかも職場の近くでした。遠ければ週1回でも良いと思うのですが近いだけにほぼ毎日病院に行くという日々。
正直疲れ切っていて体調を崩すこともありました。もう私無理だわと思った頃、病院までいく道のりがとても素敵だったということに気づいたのです。紅葉が始まった頃だったというこもあり遠回りだったけれど親水公園に入って紅葉を楽しみむことにしたのです。
こんなことでもないと通らない公園でしたので、近所にこんな素敵な公園があったんだということに気づくことができました。これまでの私は紅葉を楽しむ余裕もなく毎年過ごしていました。それが主人の入院がきっかけで今年は紅葉を楽しみ季節の変化を感じて過ごすことができたのです。
そんな余裕ないよね~って思うのが普通かもしれませんが、自分の気持ちだけは自由であって良いと思うのです。
もちろん、そんなこと誰かに言ったら随分冷たいね~ご主人が大変な思いをしているのに紅葉を楽しむの???って思う方が多いかもしれません。でもそれが自分の気分転換になったら、困難を乗り越えていける力になるのならそれでも良いと思うのです。
もし、興味があったらやってみて下さい。
始めは難しいと思います。でも、少しずつでも、気づいたときにやってみる。それを続けていくうちにできるようになってきます。そのちょっとした良かった探しが自分の支えになって困難を乗り越えていける力になると私は思っています。
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