初めて作った梅シロップでしたが、日が経つにつれて泡が出てきて白く濁った感じになってきてしまいました(泣)。
子ども達も楽しみにしていただけに、私もショックではありましたが調べたところ飲める方法があるようなので早速やってみました。
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梅シロップが泡立ち白く濁ってしまった原因は何?
梅から泡が出て白く濁るようになってしまった原因は砂糖の溶けが悪く、発酵してしまったのが原因のようです。泡が出ていたらそのままにしておいてはダメで、もしそうなってしまった時には次のような対処方法が良いそうです。
●Kit Oisixレシピの場合
梅の実を取り出してシロップをホーロー鍋(ステンレス鍋でもOK)に移して沸騰させる。清潔にした保存瓶に入れて冷蔵庫で保存する。
●更に調べてみてとても参考になるサイトさんがあったのでご紹介します。
「梅のある生活」さんでは梅に関することがとても詳しく書かれていますので参考にしてみてください。漬けてから日が浅い場合と10日程経ってからの場合では処置の方法が少し違います。
私の場合は10日以上が経っていたのでKit Oisixレシピと同じ処置でやりました。
飲めるのか飲めないのかの見分け方
発酵してしまった梅シロップの瓶を開けるとアルコールのようなにおいがしました。これだったら加熱処理をすれば大丈夫ですが、もしも腐敗臭がするようであれば残念ですが飲まないようにして下さい。
何か浮遊している場合はカビの恐れがあるので飲んではダメです。
カビになってしまう原因は瓶の消毒がしっかりできていなかったことのようですね。面倒ではありますが瓶の消毒はしっかりとやっておいた方がよいということですね。
発酵させないようにするには?
発酵させないようにするにはどうしたらよいのでしょうか。残念ながらKit Oisixレシピには書いていなかったので調べてみました。
梅シロップを上手に作るポイントは梅のエキスを早く抽出してできるだけ早く砂糖を溶かすことだそうです。砂糖が溶けるまで時間がかかってしまうとどうしても発酵しやすくなってしまうそうなんですね~。
じゃあどうやって早く溶かすのか?というと料理研究家の藤巻あつこさんの梅ジュースのレシピがとても参考になりました!梅仕事を70年も続けているというすごい方なのだそうです!!
プロフィール
大正10年生まれ。堀江泰子氏の料理教室に通ったことがきっかけで、川崎市内で45年にわたり自身の料理教室を主宰。京都料亭の当主(志の島忠氏)より本格的な懐石料理を学び、中国料理を基礎から陳建民氏に、西洋料理をホルトハウス房子氏に学ぶ。それぞれの道の先駆者に師事し得た知識を、教室では基本から伝えることを大切にしている。保存食作りを始めて70年。毎年数多くの保存食をつくり、そのレシピを伝え続けている。
「みんなのきょうの料理」より
藤巻あつこさんのレシピによると、梅と砂糖は一度に漬けこむと発酵しやすくアルコール化してしまいます。砂糖は分けて入れるのがコツだそうです。砂糖はあらかじめ4等分に分けてビニール袋などに入れておきます。
初日に1/4量の砂糖で漬け込みます。最初漬け込んだ日から3日後、5日後、6日後といった感じで砂糖を加えよく混ぜます。少しずつ加えることで砂糖が溶けやすくなるようです。
(分けた砂糖のビニールには加える日を書いておくと忘れ防止になりますよ)
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今回できたシロップはこんな感じ

ブクブクに泡立ってしまった梅白シロップでしたが、シロップを沸騰させて保存ビンに移しました。冷やしたシロップに冷やした炭酸水で割り頂きましたがとても美味しく出来上がっていました。
子ども達には「ブクブクなってしまい・・・」なんて話は一切せず何事もなかったように出してみましたが、二人とも美味しいと言って飲んでくれました。
中学生の次男は「美味しいけど。。。ちょっと大人の味かな」と言っており、長男は「すっごく美味しい」と言ってました。二人の感想はどうであれ私としても満足のいくものだったのでまた来年、梅シロップは作っていこうと思いました。
今回梅シロップを作ったことで満足度は高いのですが、保存容器がとても使いやすかったのでご紹介します。
![]() Cellarmate(セラーメイト) 取手付密封ビン 4L
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出来上がった梅シロップは保存ビンに移しました。
![]() 片手で使える ワンプッシュ便利びん 500mlセラーメイト (保存容器 調味料入れ まんまる堂)
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あまりにも使いやす保存ビンだったのでご紹介しました。
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