「心のノート」はうつ病の主人を支える側として日々感じていることを綴っています。もしも、ご覧になっているあなたがうつ病などの精神的な病と闘っているなら、この記事はご覧にならない方がいいかもしれません。私は支えている側として書いています。だから、私と同じような環境にいる方に読んでもらいたいと思って書いていることをご理解いただけたらと思っています。
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このブログでも、主人のうつ病について書いたことがあるかもしれません。だけど、途中でやめてしまったり、深くは書いていなかったと思います。
今までにも主人のことについては、書いてみようと何度も思いました。私の経験が誰かの役に立ったり、励ましになったり、力になれるのでは・・・そう思っていたからです。
けれど、なかなか書くことができませんでした。なぜ書けないのか・・・それをずっと考えていました。
そしてようやくその答えがようやくみつかりました。
- このブログは私の大事な場所であり、理想の場所であったため辛いことを書くことはできなかった。
- 主人のうつ病は約20年にもなります。精神的にも追い詰められていたし、あまりにも辛いことばかりだったのでとても書けなかった。
- 私の記憶から辛かったことを消してしまっていた。
辛すぎて話すこともできなかった。そういうことなのです。
「じゃあ、今どうして書けるようになったの?」
それは、主人のうつ病は治っていませんが、私自身が精神的に安定した生活ができるようになったから・・・だと思います。
この1年間、何事もなく穏やかな日々を送ることができたのです。
根本的なことは何も変わりません。だけど、私自身の考え方を変えたことで少しずつ変化が訪れたのは間違いないのです。
自分の考えを変えた・・・
どういうことかというと、「私の人生は私だけのものだ」ということ。
生活を共にする夫婦であっても人生は同じではなくて、それぞれの人生なんだと思うようにしたのです。
たとえ主人が調子が悪くて寝込んでいても、私は好きな仕事に行き、趣味のブログを楽しみ、友達とランチする。
主人が寝込んでいるからって、私まで一緒になって塞ぎこむことはないのだと気づいたのです。
それでも悩みは尽きませんが、自分の心が解放された感じがしてこれでいいんだと今は思っています。
私がこのように思えるまでにはかなりの時間がかかっています。
精神的にも追い詰められ悩み、苦しみ、泣いた日々。その時間が無駄だったとは思っていません。だけど、もっと早く気づいていたら・・・と思うことはあります。
もしも、あなたがそんな環境なら早く気づいて欲しいのです。家族を支える立場であっても「自分の人生は自分のもの」であることを。
たくさん楽しんで、笑って、好きなことをする。
それでいいんです。

これから、少しずつですがうつ病の主人との生活について綴っていこうと思っています。「心のノート」、よかったらまた読んでみてください。
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