エアコンを一番使う季節はやっぱり夏でしょうか。エアコンを使わないと、睡眠不足になったり、熱中症になったりと体調を崩してしまう可能性もありますよね。
上手にエアコンを使いながら夏を乗り越えたいところですが、気になるのは電気代です。気になりがらも、でも少しでも節電できるような工夫とシーズン前にやって欲しいこともお話します。
冷房・除湿(ドライ)・送風機能
最初にお伝えしたいのがこの3つの機能のこと。この機能の違いわかりますか??私もそこの機能は全くわからなかったですね。
冷房だと冷えすぎるので除湿を使っている時もありましたが、使い方を間違えると効果がないうえに電気代だけがかかってしまったという悲惨なことがおこります。
そうならないように、使い方を覚えておくと良いですね。簡単にまとめてみましたよ。
●冷房運転
室温、湿度の両方を下げてくれる
●除湿(ドライ)運転
室温を下げずに湿気を取る機能で、梅雨時期や冬場に室温が低いけど湿度が高い時に使うと良い
●送風運転
送風では温度が変えられません。扇風機を使っているというイメージになります
「冷房運転」と「除湿(ドライ)運転」とでは実は冷房運転の方がたくさん除湿をしてくれます。だから、蒸し暑い夏には冷房を使うのが良いのです!
お部屋を効率的に冷やすにはまず送風機能を使う
エアコンの3つの機能の使い方がわかったところで、次はお部屋を効率的に冷やす方法をご紹介します。
帰宅してからどうしたら良いかを順番に見ていきましょう!
①外から帰ってくるとお部屋の室温が高く、むっとすることがりますね。帰宅したらまず、お部屋の窓を開けて換気をします。お部屋の熱を逃がすためです。
②換気の後は送風機能で更に換気します。窓を開けただけではなかなか熱を外に逃がしてくれません。エアコンの送風機能を使って更に熱を追い出します。
(この送風機能はコストがあまりかかりません。安心して使える機能なのでそこはしっかり使てくださいね)
③熱が外に出たら冷房に切り替えます。
いきなりエアコンのスイッチを入れてると、エアコンも部屋を冷やそうと頑張ってくれるのですが、実は冷やそうとする時こそが電気代が一番かかってしまう時です。
上手に送風機能を使いながらお部屋の温度を効率的に冷やしましょう!
2週間に1度、フィルターのお掃除
フィルターのお掃除、どのくらいの頻度でやっていますか?
面倒ですが、2週間に1度はフィルターのお掃除はやってくださいね。ホコリは掃除機で吸い取るか、水洗いをします。
水洗いをした時は日掛けで十分に乾かしてください。中途半端ですと、カビやニオイの原因になります。
実はこれだけでも、年間の消費電力がおよそ25%もお得になる!こともあるほどです。面倒だけど、フィルターのお掃除は大事ですね!
エアコンはシーズン前に点検を
電気代の問題とはお話しが違いますが、エアコンはシーズン前に必ず試運転をオススメします!
なぜかというと・・・使う直前で壊れていることがわかっても、修理や買い替えに時間がかかってしまうことがあるからです。(7月頃になると修理や買い替えの問い合わせが集中すそうです)
夏、エアコンを本格的に使うのはだいたい7月から。その頃にエアコンの調子が悪いと思っても遅いということになります。
ダイキンのHPを見ても試運転は5月から6月前半がおすすめと書いてありました。暑さを我慢するのは大変です。7月から本格的に使えるように、事前にチェックしておきましょう!やり方は簡単です。
①冷房にして温度を最低温度に設定し10分程度運転
②冷房がきちんと出ているか、異常がないか確認
③さらに30分くらい運転。室内機から水漏れがないか確認
④異臭や異音がしないか確認
(ダイキンスイッチオン!キャンペーンより)
詳しくはこちらをご覧ください。
⇒夏本番前にエアコンのスイッチオン!
なぜシーズン前の試運転をおすすめするかというと、もしかしたらエアコンが壊れているかもしれないからです!
我が家のエアコンは10年以上使っていたため、いつ壊れてもおかしくない状態でした。真夏に壊れでもしたら大変と思い5月にチェックしたのです。
試運転をしたところ、冷気が出ないことを確認。すぐに連絡をしました。まだシーズン前だったこともありとてもスムーズに話がすすみ、今ついているエアコンの点検から見積もり購入まで色々と相談をかさね、6月の後半には新しいエアコンが付きました。
業者の方ももう少し遅かったらかなり待つことになります。壊れていることに早く気づいて良かったです!と言っていました。
そういうことがあって、試運転は大事というお話しをしました。
たとえ新しくても、毎年試運転はしてみてくださいね。
まとめ
10年も前のエアコンと比べても基本的な機能は変わらないようですが、電気代は最新のものは節電機能が良いようです。
業者の方が言うには、自動お掃除とか、スマホで操作とかそういう便利機能が備わっていてメチャメチャ高いエアコンはオススメできないと言っていました。
それは使ったひとにしかわからないとは思うのですが、シンプルなものが一番良いということでした。
メリットもあればデメリットもあるということですね。高い買い物なので慎重に選びたいところですね。