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保育士試験を受けると決めてからの流れ通信講座など

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私が保育士試験を受けようとしたきっかけは純粋に「先生たちは学校でどんな勉強をして保育士になったのか」と思ったからなのです。

それだけでなく、保育補助という仕事を4年ほど続けてきたということもありますが、私が勤務している保育園では無資格でも仕事はできるもののできれば資格者を多く欲しいということ。

資格を取れば時給もアップし、子どもたちから「先生」と呼ばれても引け目なく「はい」と答えられる、そんな理由もあります。

この先も保育補助の仕事を続けていくなら勉強しても決して損はなくむしろプラスになると思うので決心したのでした。

受験資格を調べる

初受験なのでまずやらなきゃいけないと思ったのは受験資格があるのかということ。そこをクリアしないといけません。

詳しくはこちらのホームページを見てください。
全国保育士養成協議会

簡単にいくつかの受験資格をあげると大学、短大卒や、児童福祉施設で勤務経験者、高等学校卒業でも科は関係なく平成3年3月31日以前に卒業したもなど、受験資格はけっこう幅広く今まで保育の仕事に携わったことがない場合でも当てはまる項目があるので少しでも興味があれば調べて欲しいです。

勉強方法を調べる

次は勉強方法。独学、通信講座、学校へ通うなどの方法があります。お金はかけられないので学校へ行くという選択は私の中ではありませんでしたので、独学か通信講座の2択になりました。

通信講座ではユーキャン、資格のキャリカレ、たのまな、三幸保育カレッジ、四谷学院、キャリアステーション、フォーサイト以上の7社の資料を請求して検討しました。

そのほかにも独学でもテキストなどが必要になると思ったので同時に調べていきました。

色々と調べた結果私は独学では絶対に無理だったこと。それと家計も厳しいことから受講料の安い所にしました。

通信講座を受講

どれも実績もあり信用できる通信講座ではありますが、フォーサイトだけは、2020年8月頃に開始した新しいところで、令和3年後期試験に向けた講座としてスタートしました。

実績もなく、フォーサイトにとっては令和3年後期試験組が初受験者となりそこで合格者がわかるというところではありますが、その他の資格(行政書士、宅建、社会保険労務士など)の合格実績は高く怪しいところではないと思いました。

しかも開講記念キャンペーン中で30000円ほどだったと思います。実績はなかったものの通信講座の中では一番安く受講できること、サンプルのテキストを見たところカラー印刷で読みやすかったこと、独自のeラーニニングシステムの「ManaBun」、eライブスタディもあり受講料の割にはしっかりしたサポート。そこに惹かれフォーサイトで勉強することにしました。

私はどこの通信講座も優れていると思います。選ぶ基準としては、予算、実際にサンプルを見た感じ、これなら自分は勉強が続けられそうだということを基準に選んでみると良いかもしれません。

私の場合はとにかく予算でした(笑)現在はもっと高いと思うので受講料比較表を載せておきますので参考にしてくださいね。

有名な通信講座受講料比較

フォーサイト バリューセット1(筆記試験対策のみ)36800円
バリューセット2(筆記試験+実技試験)39800円
添削問題はありません。
ユーキャン 59000円
四谷学院 79800円
資格のキャリカレ 41900円
たのまな 保育士総合講座 59000円
保育士講座   46000円
保育士講座(幼稚園教諭免許保持者) 42000円
三幸カレッジ 42000円
キャリアステーション 236500円

詳しくは必ず各サイトで必ず確認してください。給付制度、割引制度を受けられる講座もあります。キャリアステーションが特に高額なのはさまざまなサポートがあるうえに、就職サポートもしてくれます。

ただ、受講料が安いというだけでなく、自分に合ったものどこまでのサポートを必要としているのか、どこまで学びたいのか、色々な面をみながら決めることが一番ですよ。

通信でも独学でも気をつけること

これは勉強を始めてから知ったことなのですが、保育士試験には出題基準日があります。

出題基準日っていうのは法令等が出題される範囲を定める日のことで、毎年4月1日が基準日となるんですね。

試験は前期(4月)・後期(10月)の年2回行われるので、同じ年の前期と後期を受験すれば同じ基準日だと思ってしまうのですが、実は違うんです!!

例えば令和3年後期(10月)を受験した場合、令和4年前期(4月)と同じ基準日なりますが、令和4年後期(10月)だと基準日が異なります。

通信講座を受講される時や、テキストを購入するときには基準日には注意が必要ですね。

通信講座の場合はいつの受験を目標にしているなど質問してから受講するのも良いですね。テキストを購入する時も同じで、例えば「2021年版」と書かれたテキストであっても前期と後期では基準日が違うので、もしかしたら後期には対応していないかもしれません。

知らなかった頃はブック○○で購入しようと思っていたのですが、古いテキストを買わなくて良かったと思いました。

そういうことがわかると、受験のやり方も考えることができそうですね。

合格の有効期間

試験には筆記試験9科目と実技試験があります。

実技試験は筆記試験すべてが合格できないと進めません。まずは筆記試験合格を目指すことが優先になります。筆記試験の科目には

保育の心理学
保育原理
子ども家庭福祉
社会福祉
教育原理
社会的養護
子どもの保健
子どもの食と栄養
保育実習理論

になるのですが、ニコイチといって教育原理・社会的養護に関しては、2科目同時に合格しないとだめ~という科目もあるんです!

科目が多い保育士試験ではありますが、合格科目の有効期限があってそれが3年間なのです。もしも不合格の科目があっても3年の間に不合格科目と実技を合格すればいいわけですが、注意したいのが年度が基準になるところです。

例えば2021年前期の試験で合格した科目については2021年度を含む3年間、つまり2023年の後期までが科目合格の有効限となります。

なのでチャンスは5回残っているわけです。

ですが~

2021年後期を受験した場合でも基準が年度なので有効期限は前期と同じ2023年の後期まで。
前期よりも1回少なく、受験できる回数は残り4回。

残念なことに1回少なくなるわけです。

そして、筆記試験合格した後は実技試験がまっています。実技試験の科目は3つ。「音楽」「造形」「言語」です。そのうち2つを選択して受験します。

音楽・課題曲2曲両方を引きながら歌う
造形・当日指定された保育の場面を絵で表現
言語・3歳児クラスの子どもに「3分間のお話」

音楽と言語は指定されているので練習もできますが、造形は当日にしかわからないので不安なところではありますね。

3年の間に筆記をすべて合格し、そのあと実技を合格することでやっと保育士になれるというわけなのです。

さて、色々と調べながら保育士試験に臨むことになりました。暗記するのが苦手で勉強することも久しぶり。これからどうなるのかなと不安に思いますが、いつか子ども達に「先生」と呼ばれることを夢みながら頑張っていこうと思っています。