今年の手帳は良いことばかりでなく、嫌だったことも書くようにして、ありのままの気持ちをぶつける手帳にしています。なぜ、そうしたのかというとこんな事があったからなのです。
昨年末、押入れを整理していた時に手帳が何冊が出てきました。それも長男が生まれた年からの手帳(1999年~)で途中抜けている年もあるのですがだいたい揃っていたんです。
懐かしくなって掃除の手を止めて手帳を見てしまいました。そうしたら、結構おもしろい。その日にあったことを簡単に書いたものだったけれど、色々な悩みを抱えながらその時を過ごしていた自分を思い出すことができたのです。
誰に見せるわけでもない手帳は自分の気持ちを素直に書いたものでした。
それを見て、引き寄せの法則を実践しているからって前向きなことばかり書いていてもあまり意味がないように思えたのです。数年後の私がこれを読んで、「あの時~だったからまた頑張ろう」ってなるような手帳にしたいと思ったんですね。
今の気持ちは今だけのものだから、それを未来の自分の贈り物にすれば、「あの時頑張って良かった」って思える自分がいるんじゃないかな。
それに、「書く」ということが意外にもストレス解消になっていたこと。嫌な事は貯めこまず吐き出すことはとても大事なことだと思いました。
人に言えない悩みは誰にでもあると思うのですが、そのはけ口を手帳にすることでスッキリした気持ちになるんです。
「だったら日記帳でも良いのでは?」と思うのですが、いつも持ち歩くことができて「今」感じたことをすぐに書ける手帳が私にはとても便利だっただけで、人それぞれで良いと思います。
手帳はただ、予定を書き込むだけでなく自分の色々な想いを書いても良いものだと思っています。
せっかく過去の手帳が出てきたので、どんな手帳を使ってきたのかお見せできたらと思っています。