「日記は毎日続けて書くもの」だと思っていませんか?私は毎日書かなくても大丈夫だと思っています。書きたい日もあれば疲れて書けない日もありますから。
毎日書かなきゃという思い込みが日記を書くことを遠ざけているように感じます。日記を書くのは毎日じゃなくてもいいんです。1週間の中で3日でも、いやいや1日でもそれが続いていたならもう習慣化されていると思います。
今日はゆっくり、のんびり、楽しく日記を書いて習慣化できる7コツとおすすめのノートをお伝えしたいと思います。
気になるところがあったらそこからでも読み進めてくださいね。
日記をムリなく習慣化する7つのコツ
日記をムリなく続けるには7つコツがあります。
- 長く書こうとしない、毎日書こうとしない
- 書きたい時、書きたい場所で書きたい量だけ書く
- 時間は決めない
- 日記帳は買わない
- お気に入りのノートとペンは用意する
- まずは3日、目標は10日
- 時々読み返してみる
一つ一つ見ていきましょう。
1.長く書こうとしない、毎日書こうとしない
新年や新年度の始まりに日記を書いてみようかなと思う人は多いと思います。その時は「今度こそ毎日書くぞ」と高い日記帳を買って頑張るのですが、3日と続かないことってありますよね。
そういう時には「長く書こうとしない」「毎日書こうとしない」ことです。
頑張ってページ全部に書こうとするけれど短くたてもOK。それに、毎日じゃなくてもいいんです。1日おきでもいいし、3日おきでもいい。1週間に1度まとめて書いたっていいんです。もっと気軽に書くことから始めてみましょう!
2.書きたい時、書きたい場所で書きたい量だけ書く
日記って1日あったことをその日の終わりに書くイメージが強くないですか?
書きたい気持ちってふと湧き上がってくるものなので、書きたいと思った時に書きたい量を書くのも日記の1つだと思っていいます。例えば、仕事帰りの電車の中やちょっと寄り道したカフェ。ぼーっとしたくて寄った公園とかで書くのも日記です。
お気に入りの場所で、その時に思い浮かんだことを書いてみたり、1日を振り返ってみるのもいいですよね。たくさん書く必要もなくて、ちょっとした思いを残しておくのも素敵です。そんな書き方もあるんです。
3.時間は決めない
「寝る前に書く」「朝起きたら書く」など時間は決めない方が続けやすくなると感じています。時間は決めずに自分が書こうと思った時が書き時です。
1日の中で書きやすい時間があるはず。だけど、それは毎日同じ時間じゃないと思うのです。忙しい中でほっとできる瞬間やちょっとした隙間時間、休憩の時など。今書けそうだと思う時間にささっと書くのも日記です。
時間を決めないで書く日記もぜひ楽しんでください。
4.日記帳は買わない
初心者さんにお伝えしたいのが「日記帳は買わない」ということです。日記帳って日付が入っているものがほとんどです。書けなかったことが何ページも続くと「あ~私って結局続かないんだ」と落ち込みます。
そしてどんどん日記を書くことを遠ざけてしまうし、楽しくなくなる。それを避けるためにもまずは「日記帳は買わない」ことです。
5.お気に入りのノートとペンは用意する
日記帳は買わないけど、お気に入りのノートとペンは用意してください。普段使い慣れているノートとペンがあればそれでよし。もしわからないなら、この後に書いてある「初心者さんにこそおすすめしたいノート3冊」を参考にしてみてくださいね。
ペンについては、私は多色ボールペンを使っています。その日の気分で色を変えて書いています。ジェットストリームやスタイルフィットはとても書きやすくて愛用しています。
6.まずは3日、目標は10日
まずは3日書いてみましょう。それくらいなら続けられそうですよね。次は10日。ここはちょっだけ頑張って書きましょう。例えば「疲れた、寝る」「会社で嫌なことあった」「かわいい猫みつけた」とか何でもいいです。
「ひとこと」を書き続けてみるんです。だけど、1,2でお伝えしたように、基本は頑張らないで書きたい時に書きたい量を書けばいい。なので、1か月で3日間、10日間という考え方でもOKです。
まずは書くことに、少しずつ慣れていきましょう!
7.時々読み返してみる
日記のいいところは「過去の自分に会えること」。
「3日前は、会社で嫌なことあったんだ」「10日前は?あっそうだかわいい猫に会えたんだ」とか嬉しい自分、悲しい自分、楽しい自分、頑張った自分。その時の色々な自分に出会うことができます。そしてその時の思いが自分を励ましてくれたり、癒してくるたりするのです。
そして続けていくことで自分の成長を感じることだってできます。ひとことだった文がいつの間にかページ全部埋め尽くされ、スラスラ書けるようになっていることに気づきます。
その日の自分の感情を文章にして残すことができるのです。その楽しさに気づけると日記は続けることができますよ。
初心者さんにおすすめ日記の書き方
日記を続けるための7つコツをお伝えしましたが、次は初心者さんにおすすめの日記の書き方になります。初心者さんにはおすすめの書き方です。参考にしてみてください。
- ひとこと日記
- 箇条書き日記
- 良かった日記
- 嫌だったこと日記
- やりたいこと、趣味の日記
1.ひとこと日記
書くことに慣れていないと「一体何を書けばいいの?」と悩んでしまい書くことそのものが面倒になってしまいます。まずはそこをクリアするために「ひとこと日記」がおすすめです。
「今日はとても暑くてクタクタだった」「部屋の掃除して気持ちが良い」「天候が良いので散歩した」「ずっと行きたかった本屋さんい行った」
こんな感じ。とっても簡単でしょ?ぜひ最初はこの「ひとこと日記」から始めてください。
2.箇条書き日記
「ひとこと日記」に慣れてきたら次は「箇条書き日記」に進んでみましょう。「ひとこと日記」をいくつも書いていくイメージです。
・朝、ストレッチした
・通勤時間に読書してみたら結構良かった
・お昼は友人おすすめのお店に行った。美味しかった~
・残業して疲れた
こんな感じ。ひとことをいくつも書けば「箇条書き日記」になります。普段からToDoリストを書いている方なら抵抗なくできそうな書き方だと思います。
3.良かった日記
私が特におすすめしたいのが「良かった日記」です。これは子どもの頃にみたアニメがヒントになっています。どんな辛いことがあってもその中から良かったことを探していくというものです。
過去に辛いことが続いて「もうダメだ」と諦めそうになったこともありました。でも「良かった日記」が私を救ってくれました。辛いことの方が大きすぎて気づくことができなかった小さな幸せ。それに気づける力がつきました。
辛いことが続いたとしても「良かった、ラッキーだ、幸せだ」と思える力があれば乗り越えられるんです。
例えばこんな感じに書いてみます。
・道を譲ったら「ありがとう」と言ってもらえた
・割引券が当たった
・お風呂に入れてうれしい
・友人を話ができて楽しい時間だった
・お気に入りのカフェでゆっくりできた
以前の私では「そんなことで良かったなんて思えない」と感じていましたが、今では大きな幸せとは言わないけれど何気ない日常に幸せを感じ、感謝できるようになりました。
どんなに辛いことがあっても心がホッとできる場面は必ずあります。それに気づけるようになるために「良かった日記」はおすすめです。
4.嫌だったこと日記
「書く」ことでストレス発散になること知っていますか?
これはやってみないとわからないのですが・・・本当に効果あります。例えば仕事でストレスを抱えてしまうことがあったとします。それをひたすらノートに書き出します。誰かに見せるものではないので、思ったことをありのままに書いていきます。
職場に嫌な人がいる場合、私はこんなことを書きました。
何なの!いちいちうるさいんだよ!私は言われた通りにやっているだけで○○に言われる筋合いないわ!黙ってて!!
これは人に見せる前提で書いたのでまだ柔らかい表現ですが、ノートにはかなり酷いことを書いてます。だけど、本音を書いてこそストレス発散に繋がります!
それを数日後に読んでみると「なんでこんなことで私、怒ってたの?」とか「この人とは距離を置けばいいんじゃない」とか冷静な気持ちで見ることができます。
日記は人に見せるものではないので、嫌なことがあった日にはストレス解消に書いてみてください。スッキリしますよ。
5.やりたいこと、趣味の日記
これはとっても書きやすい方法です。これからやりたいことや趣味の日記なので好きなことを書きます。
・キーボード買ってピアノの練習しよう
・新しい手帳に何を書こうか決めよう
・○○の万年筆、気になるな
こんな感じで書きながら、どうしてそれをやりたいのかを突き詰めるのも楽しいです。趣味に関してはやったことの感想とか、目標決めとかに活用してもいいですね。
日々の日記は書きづらいと感じたたら好きなことだけを書く日記にすれば始めやすいですよ。
初心者さんにこそすすめたいノート3冊
日記を気軽に始めたいときにおすすめしたい「ノート3冊」をご紹介します。どれも大きすぎないノートなので、たくさん書かなくても大丈夫。持ち歩くにも便利なサイズです。
- スロージャーナル
- 楽しかった日を100集める日記帳
- Quarry fragments log
1.スロージャーナル
スロージャーナルって知っていますか?
・初めて日記を書く
・何度かチャレンジしたけど続けられなかった
そんな方におすすめなノートになります。大きさはスマホくらいでしょうか。持ち歩いても邪魔になりません。(iPhone7と比べています)
この日記は「書きたい日だけ書けば良い」「たくさん書こうとしない」「文章も文字も下手でいい」「中断しても気にしない」っていう日記のこころえが最後のページに書いてあって自分のペースで書ける日記になります。
日記帳ではありますが、日付は書いていないので自由度の高い日記帳です。イラストもページごとに違うのでそれも楽しみ。ぜひゆるりと日記を始めてください。
2.楽しかった日を100集める日記帳
こちらも日記帳ではありますが、日付がないものになります。「良かった日記」を始めてみたい方にはおすすめです。(iPhone7と比べています)
ページごとに数字が印刷されているので今は何個の良かったがあるのかなとすぐに確認できます。クリアポケットも2枚ついているので思い出になるレシートやチケットなども保管できるようになってます。
日記のヒントも最後にのっていますのでこちらも気軽に進める日記になります。
「楽しかった日を100集める日記帳」は日記帳だけでなく、「やりたいことリスト100」にも使えますよ。
3.Quarry fragments log
手のひらサイズのかわいいノートになります。私はアイボリーを購入しましたが、他にも3色あります。(iPhone7と比べています)
汚れに強いPVCカバーがついているので持ち歩きはもちろん、思いついたときすぐに取り出して書ける気軽さがあります。好きな場所で好きな時に書けるので日記が続きやすくなりまよ。
紐のしおり付き。180度に開くのでとっても書きやすいノートです。日付を書くスペースがあって書きたいときに書きたい分だけ書けるようになっています。移動中に書いたり、カフェで書いたり、ちょっと立ち止まって書いたり・・・
まとめ
今日はゆっくり、のんびり、楽しく日記を書いて習慣化できる7コツとおすすめのノートをお伝えしました。
日記は書くことよりも読み返すことに大きな意味を感じています。そう感じるようになるのもまず日記を書くことを楽しめるようになること。ぜひ、ゆるりと日記を楽しんでくださいね。
手帳や日記を彩るマイルドライナー。淡い色がそろっているのでイラストを描いてもいいし、その日の気分で日記を書くのもおすすめです。